元CAのサバイバル日記🎶

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【航空業界】元CAが教える!華やかな世界って本当!?就活生が知っておくべき航空業界の実情

 

皆さま、こんにちは。すももです❤️
このブログをお読み頂き、ありがとうございます!

 

航空業界というと、どのようなイメージがありますか?

女性社員が多く、華やかなイメージを思い浮かべる方もいると思います。

航空業界は、女子大生の人気就職先のひとつです。

飛行機の中での仕事なので、お金をかけずに海外旅行に行けたり・・・。

社割を使って、安く飛行機に乗れたり・・・。

旅行好きな方にとっては良いことずくめのようにも見えるかもしれません。

 

元CAの筆者が実際に航空業界で働いてみて、イメージと違っていたこと

について記事にしました。

 

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❤️ 目次 ❤️

 

女性が多い仕事、でも本当に女性にとって働きやすい?

身体が資本

離発着時はかなり揺れます。

揺れにはすぐに慣れますが、急激な気圧の変化の影響で、体調不良になり、

退職してしまうCAもいました。

また、長距離フライトほど、夜勤のような勤務スタイルになります。

三半規管が弱い人や体力に自信のない人には向いていない職業かもしれません。

 

同僚は水泳で県大会出場経験があったりと体力に自信のある人が

多かった気がします。

 

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給料面 

給料は一般のOLの給料とそんなに変わらないです。

それは乗務手当があるから。

 

自己都合で欠勤した場合、乗務しない=乗務手当はつかないので、

給料に直接影響することになります。

 

社会情勢と航空会社

ニュースにもなっていますが、現在はコロナの影響で、

航空業界は大打撃を受けていますね。

会社にもよりますが、他社に出向するCAもいるようです。

 

約10年ほど前、リーマンショックの影響で、JALが倒産しました。

他航空会社も景気悪化の影響を受け、新卒採用をとりやめる時期がありました。

 

2003年にはSARSが流行し、閑散とした機内の様子が写ったニュースをテレビで見ていました。

 

航空業界は社会情勢の影響を直に受けます。

 

 

キャリア選択がない

女性が多いのと、会社の規模が大きかったこともあり、産休・育休等はとりやすい環境でした。(客室乗務職は妊娠すると即乗務停止になります)

 

出産後も育児と両立できる、時短勤務制度や短日数勤務などもあり、

ライフスタイルを大切にしながらフライトができる環境が整っています。

 

本人の希望によっては、採用活動や、機内食企画担当など、CA経験を生かした

乗務以外の仕事や、総務や経理などまったく異なる部署に異動する人もいますが、

これはかなりレアケース。

 

基本的には客室乗務職として採用されたかぎりは退職するまでずっとCA

です。

 

そうなってくると本気でCAの仕事が好きな人にはいいのですが、

年齢の増加とともに、身体面で難しい面もでてきます。

 

また結婚や出産などの人生の新たなステージを迎えたときに、

乗務以外のキャリア選択は基本的にありません。

 


 

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ステップアップがない

基本的には接客が仕事なので、入社後は接客を極めることになります。

 

将来的には各キャビンクラスの責任者を目指して、またよりよいサービスの提供のために、会社の研修制度は整っています。

 

ソムリエの資格を取ったり、手話の勉強に励んだり、CAは保安要員でもありますので、保安関係の資格をとる人もいます。

 

ただ社外に目を向けたときに、一般企業で働いている友人はパソコンの資格をとっていたり、業務に必要な資格(なかには国家資格)をとっているわけです。

 

そんな中で、ただ配膳だけをする業務内容に疑問を持つようになりました。

サービスを極めたい方にはもってこいの仕事だとは思いますが、

人生を長い目で見たときに、一生続けられる仕事ではない

というのが本音でした。

 

 

※たとえば米国系航空会社は年齢制限や、退職年齢を設定していない航空会社も

多いので、体力に自信があって、天職!!という方にとっては一生続けられる仕事です。日系航空会社でも定年まで現役CAとして職務をまっとうされる方もいます。

 

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なりたい気持ちがあるのならあきらめる必要はない!

高倍率の航空業界での就職活動に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

倍率の高さだけではなく、身長制限や容姿、年齢など、実際のところに

ついてお話します。

  

容姿はあまり関係ない

正直なところ、周りには美人な同僚が多かったように思います。

たとえば超絶美人な先輩は会社の顔として、プレスリリースの際に制服を着て

報道陣の前に社長の横に写っていたりしました。

 

でも大事なのは清潔感とお客様が話しかけやすい雰囲気があるかどうかです。

 

実際飛行機に乗っていると、じゃがいもみたいなCAさんも乗務してますよね(笑)

 

身長も日系航空会社、アジア系航空会社であれば高身長である必要はありません。

身長150cm以下でも大手航空会社のCAになれた方はいます。

 

 

ただ、外資系航空会社を目指している方にとっては、話が変わってきます。

なぜなら身長の低さはとても大きなネックになってしまうからです。

 

というのも私自身も外資での乗務経験があるのですが、

たとえば座席上の荷物棚までの高さは日系航空会社の機材よりもはるかに高いところに

設置してあります。

 

背が低いとスタイル的に問題とかそういう理由ではなく、

仕事にならないと考えたほうがいいと思います。

 

ただ、背が基準を満たしてなければ日系航空会社を中心に受ければいいわけだし、

外資でもアジア系は身長基準が緩いところも多いです。

 

年齢に関しても、33歳で未経験でLCCのCAに合格された方も知り合いにいるので、

門戸は広くなっていると言えると思います。

 

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高い英語力は必要とされない 

もちろん外国人のお客様の接客もしますし、航空用語の大半は英語だというのもあって、英語力はあって損はないです。

ですが、英語力を心配しているのだったら、安心してください。

あまり高い英語力は求められていません。

日系航空会社の採用基準はTOEIC550〜600点程度です。

きちんと対策をして臨めば、そんなに難しいハードルではありません。

 

なりたいという思いを大切に、大空への夢をあきらめない 

 

たとえ新卒採用で受からなかったとしても、もう航空業界への

道が断たれたと思うのではなく、何度でも受ける!くらいのつもりでいる

のがいいと思います。

 

何度でも受験して、面接でもどれだけ航空業界に入りたいのか熱意を伝えましょう!

 

実際、入社後も、より良い採用形態や給料を求めて、

フットワーク軽く転職活動している人が多かった印象があります。

 

第一希望の外資の会社に受からなかったから、とりあえず入社した同期もいました。

地上職(グランドスタッフ)から、社内転籍でCAになる方もいます。

前職はナース、銀行など、全然違う業種から転職される方も❗️

ですので同じCAでもいろんな経歴の方であふれています。

 

憧れのCAになるために切磋琢磨した同僚と働けるのは、とても刺激になり、

自分自身を成長させることができますよ。

 

最後に 

いかがでしたでしょうか。

ネガティブなことが多くなってしまいましたが、世間のCAに対する華やかな

イメージではない、現実を知ってほしいと思い、記事にしました。

航空業界を目指している方にとって、入社後のギャップを少なくするためにも、

少しでも参考になったら嬉しいです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました❣️

 

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